パラジェルとは?普通のジェルネイルとの違い、メリットとデメリットを徹底解説!

ネイルを長く楽しみたい方にとって、爪への負担は気になるポイントですよね。そんな中、「自爪を削らないジェルネイル」として注目されているのがパラジェルです。
「パラジェルって普通のネイルと何が違うの?」「本当に爪に優しいの?」と疑問に思っている方も多いはず。
この記事では、パラジェルの基本情報から、従来のジェルネイルとの違い、メリット・デメリット、どんな人におすすめなのかまでを徹底解説します。自爪を大切にしながらネイルを楽しみたい方は必見です!
Index
パラジェルとは?

◎パラジェルの基本情報
パラジェル(Para Gel)は、日本発のネイルブランド「ネイルセレクト」が開発した、サロン専用のジェルネイル製品です。
最大の特徴は「ノンサンディング製法」と呼ばれる技術で、施術時に爪の表面を削らずにジェルを密着させる独自処方。
この技術により、従来のジェルネイルに比べて自爪にかかる物理的な負担が大幅に軽減され、現在では「自爪を守るジェルネイル」として注目されています。
さらに、パラジェルには複数種類のベースジェル(クリアタイプやフィルイン向けなど)がラインナップされており、お客様の爪質やライフスタイルに合わせた施術が可能です。
なぜ今、パラジェルが注目されているの?
最近は「美しさ」と「健康」の両立が求められています。ネイルでも、自爪の健康を保ちながらデザインを楽しめる手法が必要です。
パラジェルはそのニーズに応える施術方法として、特にネイル上級者・リピーター・爪が弱い方を中心に注目を集めています。
パラジェルと普通のジェルネイルの違いは?
一般的なジェルネイルの特徴
一般的なジェルネイルは、爪の表面を軽く削ることでジェルの密着度を上げます。この「サンディング」は持ちを良くする反面、繰り返すことで自爪が薄くなり、ダメージの原因になる可能性があります。
パラジェルとの違いを比較表で解説
パラジェル | 一般的なジェルネイル | |
---|---|---|
サンディング | 不要 | 必要 |
自爪への負担 | 少ない | やや大きい |
密着力 | 技術により高い | 高い |
爪の健康維持 | ◎ | △ |
対応サロン数 | 限られる | 多い |
コスト | やや高め | 比較的安い |
サンディングで起きる主なトラブルとは?
爪が薄くなる・弱くなる
ジェルネイルの定着を良くするためにサンディングを行いますが、削りすぎると自爪が薄くなり、もろくなります。これにより、爪が割れやすくなったり、二枚爪になったりするリスクが高まります。
痛みや知覚過敏
爪が極端に薄くなると、外部からの刺激に対して敏感になり、痛みを感じることがあります。特に、ジェルオフ時や日常生活で爪に衝撃が加わった際に痛みを感じやすくなります。
爪の表面が凸凹になる・層が剥がれる
均一に削れていない場合、爪の表面が凸凹になったり、爪の層が不均一に剥がれてしまったりすることがあります。これは見た目を損なうだけでなく、爪の健康にも悪影響を与えます。
ジェルの浮きやリフト
サンディングが不十分だと、ジェルが爪にしっかり密着せず、早期に浮いたり剥がれたりする原因になりますが、そこで削りすぎてしまうと爪が薄く弱くなることでジェルの密着が悪くなり、結果的にリフトしやすくなることもあります。
グリーンネイル(細菌感染)
ジェルがリフトして爪との間に隙間ができると、そこに水分が入り込みやすくなります。この湿った環境は細菌(緑膿菌など)が繁殖しやすく、「グリーンネイル」と呼ばれる爪の変色や感染症を引き起こす可能性があります。
パラジェルのメリット

爪を削らずに施術できてサンディング不要で自爪を守れる!
通常のジェルネイルでは、ベースをしっかり密着させるために、爪の表面(=自爪)を削る「サンディング」が必須です。しかしこの工程は、繰り返すことで爪がどんどん薄くなり、割れやすくなる原因にもなります。
パラジェルは独自のベースジェル成分により、サンディングなしでも密着可能。施術前の削りを一切行わないため、爪の厚みや水分量が保たれ、爪本来の健康な状態をキープしやすくなります。ネイルを繰り返しても「爪がボロボロにならない」という点で大きな安心感があります。
持ちが良くツヤ感が長続き!パラジェル特有のクリア感が魅力
パラジェルは、密着性に優れたベースジェルと、耐久性のあるトップジェルを使用することで、ネイルが浮きにくく、持ちが非常に良いのが特長です。個人差はあるものの、3〜4週間ほど美しい状態を保つ方が多く、お直しの頻度が減るというメリットも。
さらに、仕上がりのツヤ感がガラスのように美しく、時間が経ってもくすみにくいという点も評価されています。透明感を活かしたデザインとの相性も抜群で、自然で洗練された指先を長く楽しめます。
健康な自爪をキープできるから自爪育成にも効果的!
パラジェルの施術を繰り返すことで、爪へのダメージが蓄積されず、自爪の成長サイクルが整いやすくなります。結果として、ネイルをしながらでも爪の厚みや形が整い、「自爪育成」としての効果も期待できます。
実際に、パラジェルに切り替えたお客様から「ネイルオフしても爪が痛んでいない」「爪の形が整ってきた」といった声も多く、将来的にネイルを長く続けたい方にとって、大きなメリットです。
パラジェルのデメリット
相場価格がやや高め…
パラジェルは、国内で研究・開発された高品質なジェルを使用しているため、一般的なジェルネイルと比べて1,000〜2,000円ほど料金が高くなる場合があります。
さらに、扱えるネイリストが限られるため、技術料としての価格設定が高めのサロンも少なくありません。ただし、爪のダメージを減らせるため、結果的にケア代やオフ代が減ってトータルコストが抑えられるケースもあります。
扱えるネイリスト・サロンが限られている
パラジェルは、適切に使うためにメーカーが認定する講習や技術トレーニングを受けたネイリストのみが正式に施術可能です。つまり、どこのサロンでもパラジェルが受けられるわけではなく、正しい技術を持ったサロンを選ぶ必要があるというハードルがあります。
また、未熟な技術で施術すると密着不良などが起きやすいため、資格所有者であるかを確認しましょう!
相性によっては浮きやすい場合も?水分量や生活習慣が影響!
爪の状態によっては、パラジェルが定着しにくい場合もあります。たとえば、爪の表面が柔らかすぎる、乾燥しすぎている、皮脂や水分が多い人は、ジェルの密着が弱まり、施術後に浮きやすくなることがあります。
ただし、これは施術前のプレパレーション(爪の下処理)やネイリストの技術でカバーできることも多いため、経験豊富なスタッフのいるサロンを選ぶのがおすすめです。
パラジェルはこんな人におすすめ!

爪が薄い・傷みやすい人
過去にサンディングやアセトンによるオフを繰り返して、爪が薄くペラペラになってしまった方や、割れ・欠けが起きやすい方には特におすすめです。
パラジェルは「削らない」「アセトンでのオフを極力避ける」など、自爪への刺激を最小限に抑える設計なので、繊細な爪にも優しい施術が可能です。
自爪の健康を優先したい人
爪の健康や見た目を大切にしている方、または職業柄「ネイルNGだけど爪は整えておきたい」という方にもぴったり。クリア仕上げやシンプルなナチュラルデザインでも、美しいツヤ感と仕上がりが長続きするため、ケアの一環としてネイルを楽しめます。
長くネイルを楽しみたい人
今後もネイルを定期的に続けていきたいと考えている方には、パラジェルは最適な選択肢です。自爪が健康であればあるほど、ネイルの持ちも仕上がりも良くなるため、継続すればするほど満足度が上がります。
「もう爪がボロボロだからネイルは無理」と感じている方にも、回復しながらネイルを再開できる希望の施術として人気です。
当サロンのパラジェル施術時間・料金のご案内

施術時間はデザインにもよりますが、約90分〜120分ほどです。当店ではスカルプ、ジェルネイル問わず、通常の料金のままパラジェルをご利用いただけます。
当店での料金は以下の通りです。
ワンカラー:7,200円(税込)〜
グラデーション・フレンチ:7,7000円(税込)〜
シンプルデザイン:8,800円(税込)〜
長さ出し:12,000円(税込)〜
まとめ|パラジェルで自爪を大切にしながらネイルを楽しもう!
パラジェルは、自爪を削らずにネイルを楽しめる画期的なジェルネイルです。
普通のジェルネイルとの違いや、メリット・デメリットをしっかり理解すれば、あなたにぴったりのネイル選びができます。
自爪を大切にしたい方、これからも長くネイルを続けたい方には特におすすめです。
渋谷や神泉がお近くの方は、ぜひ当店へお任せください!